アジャイル開発がもたらした効果。 約3ヶ月でMagic xpaモバイルアプリ開発を実現。

サンコー

株式会社サンコー

「現場のアイディアをきっと形にできる。」

「プロトタイプをベースに開発・評価・検証・修正を繰り返し、システムを育てていきました。」

株式会社サンコー 細井 雅明様

[会社名] 

株式会社サンコー

取締役 細井 雅明様

   
芝通アドバンス株式会社 赤塚 剛様

[システム開発担当社名] 

奏風システムズ株式会社

代表取締役 赤塚 剛様

[Androidタブレット(Nexus7)のMagic xpaモバイルアプリを開発]

株式会社サンコー様は、ガス栓・フレキ管用継手・金具・工具の製造および販売をされている会社です。

生産管理システムや各サブシステムがMagic xpaで開発されています。このたび、従来紙ベースで実施していた作業実績管理をシステム化し、Androidタブレット(Nexus7)用Magic xpaモバイルアプリの作業実績登録システムを開発され、2013年4月から運用を開始されました。

開発を担当されたのは、Magicパートナーの奏風システムズ株式会社様。株式会社サンコー様とは20年以上のお付き合いがあり、培った信頼関係と密接なコミュニケーションにより、開発の効率化と、お客様にとって真に価値のあるシステム開発を実現されています。

[Magic xpaとは]

開発に使われた「Magic xpa」は、1つの開発環境と開発手法で、クライアント/サーバ、Webアプリケーション、RIA(Rich Internet Application)を開発できる、ビジネスアプリケーションに特化した開発・実行プラットフォームです。

iOSとAndroidに対応し、一つの開発手法だけで両方のネイティブアプリケーションを短期間、低コストで同時開発が可能になりました。

[Magicならではの特性を最大限に活かしたアジャイル開発 現場の声をシステムに]

今回開発された作業実績登録システムは、従来紙ベースで管理していた製造指示、製造履歴、作業管理票をデータ化して、今ある生産管理システムに連携し、実績データを有効活用し、業務の効率化につなげたいとの考えからでした。

開発にあたっては、㈱サンコー様内に組織横断的なプロジェクトチームが結成され、現場の声がシステム開発に活かされていきました。

「入力するのは、現場です。現場の人間にとってより使い勝手に優れたシステムを作るために、との考えからでした。これが成功を収めました。」(株式会社サンコー 細井氏)

「2012年10月に『Magic xpa』のベータ版の提供が開始になり、PC版の開発が始まりました。11月~12月はMagic xpaの標準動作をベースとしたプロトタイプの開発を行い、2013年1月から本格的なモバイルアプリの開発に入りました。

細井氏やプロジェクトチームの方々が毎週行っていた打ち合わせ内容を元に、当社も加わって共に課題や改善案を話し合い、プロトタイプをベースに2週間サイクルの繰り返し開発・評価・検証・修正をしていきました。3月からは試験稼動を開始。プロジェクトチームの方々とドキュメントを共有し、稼動させながら『ここの項目はこうなっていた方がいい』というような現場の声もすくい上げ、プログラムを修正、オンラインでアップデート、リモートで新しい実行形式を送信して確認、ということを繰り返し、システムを育てていきました。」(奏風システムズ株式会社 赤塚氏)

両社は、現場の声を最優先として密接なコミュニケーションをとり、Magic xpaならではの生産性と柔軟性に優れた特性を最大限に活かした、アジャイル開発を実現されていました。

「現場の状況に合わせて柔軟かつ迅速な改修を行えるのは、ずっと変わらないMagic xpaの良さですね。こうした開発手法は、Magic xpaだからこそ実現できるのではないでしょうか。」と赤塚氏は評価します。

実際に運用が始まった4月以降も、現場のアイディアを反映しながら、システムを随時バージョンアップさせていらっしゃいます。

[シンプルで直感的 誰もが操作できるモバイルアプリが完成]

このシステムは先行してPC版の開発が行われました。しかしパソコンの導入にはスペースが必要なことや大きなコストもかかることで、タブレット端末が検討されました。

加えてiOS・Android対応の「Magic xpa」のリリース、サイズも価格も最適なNexus7が登場するなどのタイミングが重なり、最終的にタブレット端末が採用となりました。

「PC版を先に開発していたため、結果、2~3日でモバイル版プロトタイプが完成しました。その後実際に使っていただきながら、操作性を向上させていきました。

新鮮だったのは、現場の方たちの反応です。マウスやキーボードを使い慣れていない年配の方も、直感的に使えるタブレットの方が操作しやすいとの声が上がってきたことです。」(赤塚氏)

「もちろん、導入当初は戸惑いもあったようです。しかし入力項目をできるだけシンプルにし、使いやすさ・操作性に重点を置いたこと、また現場の声が反映されるシステムであったことで、受け入れられたと感じています。」(細井氏)

今までの紙ベースの内容全てを導入するのではなく、最小限の機能にとどめることで、年齢やスキルに関係なく簡単に操作できるモバイルアプリの開発、そして時に困難を伴う導入をもスムーズに実現されていました。

[これからの展望]

2013年4月から1部門7台から導入を始め、7月には他部門にも拡げ、今後40台前後の導入が予定されています。

また今回開発された作業実績登録システムで入力したデータと、既存のMagic xpaで開発されたサブシステムの連携を進めていく計画です。

「最終的には工程ごとの在庫管理、実績管理まで行えることになるでしょう。今はそのための仕組みづくりをしているところですね。

連携が進めば、進捗状況や最新状況が「見える化」され、管理の効率化や業務改善、更には生産性の向上まで貢献してくれることと期待しています。」(細井氏)

モバイルアプリ メニュー画面

▲モバイルアプリ

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モバイルアプリ 製品番号・ロット番号のバーコード表示

▲モバイルアプリ

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現場のアイディアが反映された