Outperform The Future

社内システムの開発ツールに「Magic xpa」を採用  VBAの2~10倍の生産性

吉田プラ工業

吉田プラ工業


プロジェクト

お客様: 業種: ソリューション:
吉田プラ工業株式会社
吉田コスメワークス株式会社
東京都
www.yoshida-group.co.jp
www.yoshida-cw.co.jp
プラスチック製機能性容器(主に化粧品) の企画・設計・製造 Magic xpa

 

目的

  • 生産管理システムパッケージで補えないユーザーの要望に対応
  • ユーザー部門の部分最適ではなく、全体最適化を目指す
  • 社内システム開発の生産性を上げ、カイゼン活動のスピードアップ
  • 中長期的な社内システム開発の計画を立て実現する
 

成果

  • 100%社内開発することにより、外注開発費を0円に削減
  • Excel VBA よりも2~10倍ほど生産性が向上した
  • 生産性の向上により、ユーザー部門のカイゼン意識が高まった
  • 中長期的な社内システム構築も実現できる見通し立った

 

Magic xpaにより、Excel VBAの2~10倍ほど生産性が上がりました。 「そんなに早くシステムが作れるのなら、こんなシステムを作ってほしい」と、ユーザー部門から積極的にシステム開発を依頼されるようになり、全社的にカイゼン意識が高まりました。

IT推進グループ リーダー 大塩 俊哉  様

      

吉田プラ工業株式会社は、コンパクトをはじめとする化粧品などのプラスチック容器の企画・設計・製造を手がけている会社です。高い技術力に定評があり、コンパクトを片手で開けるワンタッチ機能は世界に先駆けて同社が開発しました。以来、半世紀以上「コンパクトのYOSHIDA」として国内外の一流化粧品メーカーへ、数々の製品を提供し続けています。

同社は、5年ほど前に社内システムをホストコンピューターからクライアント・サーバー型のシステムに移行しました。当時導入されたのは、Visual Basicで開発された生産管理のパッケージソフトです。その上にユーザー部門から追加要望のあった帳票・参照系をExcel VBAで作成し運用していました。今回「Magic xpa」を社内システムの開発ツールに導入した背景を、IT推進グループ リーダー 大塩俊哉 様に伺いました。

「生産管理のパッケージを自社でカスタマイズすることなく運用している中で、ユーザー部門からは度々改善の要望がありました。その度に帳票などの見える化システムを開発していましたが、Excel VBAでは生産性が低く、新たな開発ツールの導入を検討していました。

ちょうどそのころ、「Magic xpa 開発版 3ヶ月間無償お試しキャンペーン」が行われていたので、社内システムの開発ツールとして採用できるか試用することになりました。私自身は元々Magicの開発経験者だったのですが、あえてMagic開発経験のないVisual Basicの技術者に試してもらったところ評価が高かったことから、自信を持ってMagic xpaの採用を決定しました。」

 

[独自の開発手法とMagicの高い生産性]

「弊社の社内システムは、Visual Basicで開発された生産管理のパッケージソフトを核に動いています。ユーザー部門からの要望があっても、この生産管理システムのカスタマイズを行わずに、周辺システムをMagic xpaで開発することで対応しています。また、これからの時代の流れを考慮し、システムは全てクライアント・サーバー型ではなく、リッチクライアント(RIA)型で開発しています。

約2年で、勤怠管理、タイムカード、経費管理、管理会計、個別原価計算、金型管理、納期調整、倉庫管理、生産管理システムパッケージの見える化ツールなど9つの社内システムを開発しました。これらのシステムはマスタ共有しており、全て連携しています。CSVで出力してCSVで取込むというような面倒な事はありません。

弊社では、アジャイル型の開発手法を採用しています。要件定義や基本設計などは雑談レベルの情報を基に、我々で仕様を決めながら開発を進めます。ユーザーに処理イメージの確認ができる5割程度までプログラムしたら、ユーザーレビューを行いギャップの修正します。これを何度か繰り返し、データの保全性が保たれた時点で本番環境に公開します。あまりにもギャップがある場合は、「全部やり直し!」というのも有りだと考えています。

次々に社内システムが導入できた理由は、弊社独自の開発手法があるからです。Magicの生産性の高さと、100%社内開発だからこそできる事だと考えています。

 

[常にカイゼン、100%完成を目指さない]

実質、プログラムの完成度が7~8割程度の段階で本番運用して細かい機能は後で追加します。不具合があればその都度対応し、翌日には修正プログラムで運用されています。細かいバグ出しは、本番環境で、ユーザーにやってもらっています。これも社内開発だから許されることです。

残りの2~3割にかける工数ですが、別のカイゼンの為に当てています。同時期に複数のシステム開発や改修をすることで、システム連携を意識した全体最適化が出来るようになります。なので、100%完成する事はありえませんし目標にもしていません。

ユーザーにとっても、画面や帳票の細かな所よりも、重要なのは業務の効率化が実現されることなので、弊社ではこの開発手法が最適であると考えています。」


[今後の展望]

 『Magic xpa』の導入後の効果と今後の展開について伺いました。

「これは感覚的なものですが、AccessやVB・VBAでシステムを作成していた時よりも、生産性は2倍から5倍、処理によっては10倍ほど向上したと思います。

我々のグループが素早く仕事をこなせるようになった為、『次はこんなシステムを作ってほしい』と、ユーザー部門から積極的にシステム開発の依頼が来るようになりました。これはこれで大変なのですが、ユーザーのカイゼン意識が高まった事は収穫です。

今後の展開として、先ずは次の3つを実現したいと考えています。

1.技術情報システムの構築(E-BOM)
2.技術情報システムと生産管理システムの連携(EM連携)
3.販売管理システムの構築(生産管理システムから分離)

最終的には、設計・製造・仕入・販売までの全プロセスをMagicで統一し、経営判断情報をリアルタイムに抽出できるようにしたいです。」

(以上、IT推進グループ リーダー 大塩 俊哉 様)