Magic xpiトレーニングテキスト
23. Magic xpi サーバ

23.1 Magic xpi サーバで運用する前の準備・確認

【プロジェクトのビルド】

  • Magic xpi サーバで実行/本運用するために、実行ファイルを生成する必要があります。
  • 「ビルド」メニューより「ソリューションのリビルド」を実行します。
  • Studioでデバッグしたままのプロジェクトをサーバで実行するとエラーが発生します。

プロジェクトのビルド

 

【プロジェクトのビルドの確認】

  • ビルドを行うと下記のファイルが更新されます。

プロジェクトのビルドの確認

  • Magic xpiサーバを起動する前に必ず確認しましょう。

23.2 Magic xpi サーバの起動方法

  • Magic xpiサーバの起動方法には以下の3つの方法があります。状況にあわせ、最適な方法を選びましょう。

  ① Magic モニタから起動する

  • ブラウザ画面に表示されるプロジェクトリストから、任意のプロジェクトを起動できます。

 

  ② プロジェクト毎に作成される起動アイコンから起動する

  • プロジェクトをビルドした際に作成されるプロジェクト起動用のショートカットアイコンをダブルクリックすることで起動することができます。

 

  ③ GigaSpacesの起動時に自動起動する

  • GigaSpacesをWindowsのサービスまたはバッチファイルから起動する際に、任意のプロジェクトを起動するよう設定することができます。

 

【① Magic モニタから起動する】

  • ブラウザ画面に表示されるプロジェクトリストから、任意のプロジェクトを起動できます。

Magic モニタから起動する

 

【② プロジェクト毎に作成される起動アイコンから起動する】

  • プロジェクトをビルドした際に作成されるプロジェクト起動用のショートカットアイコンをダブルクリックすることで起動することができます。

プロジェクト毎に作成される起動アイコンから起動する

 

【③ GigaSpacesの起動時に自動起動する】

  • GigaSpacesをWindowsのサービスまたはバッチファイルから起動する際に、任意のプロジェクトを起動するよう設定することができます。
  • 設定は「<xpiインストールフォルダ>\Runtime\Config\projectsStartup.xml」ファイルに記載します。

   ※ 22_第22章_Magic xpiトレーニング_Magic xpiのアーキテクチャー.pdf 「22.2 Magic xpiの各種設定ファイル」参照

 

GigaSpacesの起動時に自動起動

23.3 Magic xpi サーバ起動のしくみ

  • ①、②、③全ての起動方法において、GigaSpacesを介してMagic xpiサーバが起動されます。
  • GigaSpacesが起動していないと、Magic xpiサーバを起動できません。

Magic xpiサーバ起動のしくみ

23.4 Magic xpi サーバのプロセス実行ユーザ

【Windowsにおけるプロセスの実行ユーザ】

  • プロセスの実行ユーザは、そのプロセスがどのように起動されたかによって異なります。
どのように起動されたプロセスか 実行ユーザ
A 親プロセスから起動された子プロセス 親プロセスの実行ユーザ
B サービスとして起動されたプロセス サービスのプロパティのログオンタブで指定したユーザ

Windowsにおけるプロセスの実行ユーザ

 

【Magic xpiサーバのプロセスの実行ユーザ】

  • Magic xpiサーバの実行ユーザは、GigaSpacesがどのように起動されたかによって異なります。
GigaSpacesがどのように起動されたか 実行ユーザ
A 「magicxpi-gs-agent.bat」で起動された Windowsのログオンユーザ
B Windowsサービスで起動された サービスのプロパティのログオンタブで指定したユーザ

 

【Magic xpiサーバ外部の共有リソースへのアクセス】

  • 共有リソースへアクセスする際は、Magic xpi サーバの実行ユーザの権限でアクセスします。

Magic xpiサーバ外部の共有リソースへのアクセス