技術の発展に伴い、社会におけるIT利用の持つ意味や果たす役割は日々大きくなってきています。

また、その変化は業務における役割の大きさだけでなく、単なる「作業効率や生産性を上げるもの」という位置づけから、企業そのものの競争力やその存在価値を高めるためのツールとしての役割へと変化してきています。

そんな中、スマートフォンやタブレットの爆発的な普及を背景として、持ち運びに便利で高いユーザビリティを持つモバイルデバイスの活用が急速に進み、企業活動や生活のあらゆる場面でモバイルデバイスによるソリューションが拡がってきています。

 

マルチデバイスへの対応方法

スマートフォンやタブレットのようなモバイルデバイスは、従来のPCやサーバーOSと異なり、OSが多様化している上に新しいバージョンのリリースなどのスパンが短いといった特徴を持っています。

このように多様化したそれぞれのデバイスやOSに合わせた独自のアプリケーション開発環境が個別に進化を遂げる一方、HTML5やCSS3といったWeb技術の標準化によって、それまで独自アプリでしか出来なかったことも、Webアプリでの実装が可能になったことで、マルチデバイス対応のWebアプリをワンソースで作ることが出来るようになりました。

そのため、マルチデバイス対応のWebアプリで開発することが増えてきています。

 

しかし、生体認証などのデバイス特有の機能やリアルタイム性などを最大限に活かすことにおいては、Webアプリよりも独自アプリの方が優れており、Web・独自双方の良い所を活かすために両方を適した機能毎に組み合わせるハイブリッドアプリケーションという対応方法が生まれています。

また、Webアプリの場合双方向通信が必要となり、常に通信環境が必要となります。

業務アプリの場合、通信できない環境である場合もあるため、オフラインでも使えるハイブリッドはそういった環境でも利用することができます。

 

マルチデバイス対応に必要なこと

マルチデバイス対応のシステムを開発する際には、Web・独自・ハイブリッドのどの開発方法が適しているかを判断する必要があります。

そのためには以下のような点を確認する必要があります。

 

・既存システムとデバイス間でのトランザクションやリアルタイム性を持った連携が必要か?

・キャリア通信圏外や通信速度の低下なども含め、オフライン環境での利用を想定しているか?

・セキュリティをどこまで高める必要があるか?

・対応デバイスは何を想定するか?

・デバイスに依存する機能面の対応は必要か?

・既存のモバイルテンプレートなどによる内製にするか、マルチデバイス対応経験のある外部に発注するか?

 

マルチデバイス対応の開発ツール

マルチデバイス対応の開発ツールとは、「基本的にワンソースで複数のOSや機種(マルチデバイス)で利用可能なアプリを作成出来る」ツールのことを指します。

マルチデバイスへの対応方法の項で触れたように、Web・独自・ハイブリッドの開発手法がありますが、ツールによって対応する開発手法も異なるため、ツール選択の際には注意が必要です。

また、マルチデバイスに対応するだけでなく、サーバー側システムやDBとの連携が必要になるでしょう。マジックソフトウェアの「Magic xpa」では、サーバー側システムやDBとの連携を統合開発することが可能です。

 

デバイスが多様化するスピードは速く、安易な設計では後で破たんしてしまいます。マルチデバイスに対応するための仕組みを幅広くカバーした開発ツールを使って効率化することもお考えください。

 

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