クラウドネイティブ対応、新コネクタを追加した「Magic xpi」最新バージョンをリリース

  • 2025年04月21日

~「Azure Service Bus」「Apache Kafka」「D365 Business Central」「Box」 への対応により、クラウド・リアルタイム連携の柔軟性と拡張性を大幅強化~

マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 敏雄)は、
このたびクラウドネイティブへの対応を強化し、新しい専用コネクタの追加やユーザーエクスペリエンスの向上を実現したノーコードデータ連携ツールの最新バージョン「Magic xpi 4.14.1」を2025年4月21日より提供開始いたします。

主なアップデート

■ 新しい専用コネクタが追加

  • D365 Business Central(中小企業向けERPとの接続)
    これまでのエンタープライズ向け「D365 CRM」、「D365 Finance & Operations(FO)」コネクタに加え、中小企業向けERP製品である「D365 Business Central」での接続に対応。Microsoft製ERPとの連携ニーズに、より広く対応可能となりました。
  • Azure Service Bus(クラウドメッセージングサービスとの接続)
    Microsoft Azureのメッセージングサービス「Azure Service Bus」との連携が可能に。信頼性の高い非同期通信を実現し、Azure上の各種リソース(データベース、ストレージなど)と、ほぼリアルタイムで連携できます。クラウドネイティブなアーキテクチャに最適です。
  • Apache Kafka(分散ストリーミング・プラットフォームとの接続)
    Apache Kafkaとの接続により、センサーデータ、金融取引データ、ログデータなどのストリーミングデータをリアルタイムで取り込むことが可能に。リアルタイム分析やイベントドリブン型の処理を、より手軽に実現します。
  • Box(クラウドストレージサービスとの接続)
    クラウド型コンテンツ管理サービス「Box」との連携により、企業内外の業務データやファイルの保管・共有・管理を自動化。
    業務効率の向上とセキュアなデータ活用を支援します。

■ クラウドネイティブ対応の拡充

クラウド環境へのプロジェクトデプロイがこれまで以上に簡単かつミスなく実施可能になりました。
Magic xpiによってプロジェクトの依存関係が自動的に管理されるようになったため、
プロジェクトのデプロイがシームレスかつ簡単に行うことができます。

■ Windows・Linux対応の新インストーラーで容易なセットアップ

WindowsとLinux Ubuntuのインストールスクリプトを単一化し、両方のインストールを簡易化しました。
高可用性クラスタにも対応し、冗長化や負荷分散を含む本番環境でも安心して導入できる構成が
構築可能です。

今回のアップデートによるメリット

  • 容易なクラウド活用
    オンプレミス・クラウド問わず一貫した環境を提供するため、ハイブリッドクラウド環境でも負担をかけずに拡張可能です。
  • 多彩な接続先との連携強化
    新コネクタやローカルエージェント対応コネクタの拡充により、業務効率化や新サービス創出スピードを加速します。
  • 運用管理の負荷軽減
    SLA構成やモニタ拡張機能、RESTful APIの認証強化などにより、サービス停止リスクの低減と保守・トラブル対応の迅速化を実現します。
  • 統合開発環境のシンプル化
    インストールから依存関係の管理までをワンストップ化しました。クラスタ構成や高可用性構成も容易にセットアップでき、生産性が飛躍的に向上します。