ミントウェーブ、ERPのノンカスタマイズ導入でMagic xpaをフロントシステムの設計開発に採用

  • 2015年06月26日

マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 以下:マジックソフトウェア)は、株式会社 ミントウェーブ(以下:ミントウェーブ)が、フロントシステムの開発ツールとして同社が提供するアプリケーション開発・実行プラットフォーム「Magic xpa Application Platform」(以下、Magic xpa)を採用し、ノンカスタマイズのERPシステムと連携した、アドオンシステムを設計開発することで、2.5ヶ月という短期間でグループ企業の基幹システムを導入した事例を発表いたします。

 

高速開発ツールが必要になった背景

ミントウェーブは、株式会社東光高岳(以下:東光高岳)グループのシステム会社として、電力系統・設備の監視制御システム、ERP活用・設計支援システムなど、多くの製品やサービスを提供しています。日本リライアンス株式会社(以下:日本リライアンス)が新しく東光高岳の連結子会社となり、同グループの基幹システム及び周辺システムを、7ヶ月という短期間で日本リライアンス向けに再構築するために、高速に設計開発が実現できるツールが必要になりました。

 

Magic xpaをフロントシステムの設計開発に採用した経緯

当初、システムの再構築にあたり、東光高岳グループのERPシステムをノンカスタマイズで導入し、周辺システムを流用する予定でしたが、両社の業務フローが大きく異なっていたため、設計開発だけで4ヶ月の見積りとなりました。そのため、ERPシステムと連携する日本リライアンス専用のフロントシステムの新規開発に方針変更になったため、高速開発ツールが必要になりました。採用された「Magic xpa」は、データベースのテーブルさえ定義すれば、簡単に画面や帳票が作成できる開発ツールのため、設計開発期間を2.5ヵ月に短縮することが出来ました。

 

中間DBでERPとフロントシステムを連携

フロントシステムの処理画面は、中間DBの定義情報を作成してから、各システムの画面と業務ロジックを開発しました。業務に詳しい担当者がDB定義さえ終えれば、後は画面や帳票を簡単に生成できてしまう仕組みのため、2.5ヶ月で30本の画面処理、17本の帳票処理を作成することができました。更に、「Magic xpa」で高生産性を実現できた結果により、エンドユーザーからの追加要件も多く発生し、2ヶ月延期して2次開発分も含め本番カットオーバーとなりました。

今後ミントウェーブは、出張者がシステムを使用できるようなタブレット環境の構築などMagic xpaを基盤としたシステム構築のソリューションを展開します。また、マジックソフトウェアと連携し、グループ会社に留まらず新しいソリューションの展開も図って行く予定です。

 

7月24日に事例紹介セミナーを開催

開発事例の紹介やMagic xpaの製品紹介などのセミナーを実施いたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(自由参加・事前予約要)

  • セミナー名称: “ノンカスタマイズでERP導入” を可能にした、超高速フロントシステム開発
    ~エンドユーザーの要望を満たす短期構築の事例紹介~
  • 日時: 2015年 7月 24日(金)14:00〜17:00(受付開始:13:30)
  • 場所: ミントウェーブ 本社 セミナールーム
  • 定員: 30名
  • 参加費: 無料
  • 主催: マジックソフトウェア・ジャパン株式会社/株式会社ミントウェーブ
  • お申込みはこちらから: http://info.magicsoftware.com/Mintwave_xpa.html

※本事例の詳細については、マジックソフトウェア・ジャパンWebサイト内の以下URLに掲載しております。

 https://www.magicsoftware.com/ja/stories/mintwave

概要図 システム構成図